利益相反(COI)

利益相反(COI:Conflict of Interest)とは「主に経済的な利益関係によって公正かつ適正な判断が歪められてしまうこと、または、歪められているのではないかと疑われかねない事態」のことを指します。具体的には、製薬企業や医療機器メーカーから研究者(治験や研究の責任(分担)医師等)へ提供される謝金、研究費、サービス及び物品等、並びに研究に関連する企業の株式の保有等がこれに当たります。治験等の信頼性を確保するため、COIについては、透明性が確保され、科学的な客観性を保証するように適正に管理されることが必要です。
名古屋大学病院では、それぞれの治験等について、資金や労務の提供先を明示した上で、上記の利益相反について、当院の審査委員会(審査委員会が必要と判断した場合は、さらに研究利益相反マネジメント委員会)で審査を受け、適正に管理された上で実施されます。また、この治験等の結果の解析は、製薬企業や医療機器メーカーに都合の良い結果を意図的に導くことはありません。

 

・名古屋大学における利益相反マネジメントポリシーはこちらをご覧ください。

・名古屋大学における利益相反マネジメントは こちら(学内専用)をご参照ください。











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